ワールドトリガー 第135話 ネタバレ注意
■去来するレギーの過去…
物語は幼いレギーの回想から。
崩壊したガロプラの街。
街の至る所に兵士の遺体、そしてトリオンキューブが散らばっている。
左腕を斬り落とされ、呆然としているレギーの姿。
目の前のゲートからアフトクラトルの精鋭たちが出てくる。
ハイレインを始め、ミラやランバネインにヴィザ翁など、玄界侵攻の時と同じメンバーの様子。
ハイレイン「まっすぐ中央だ」
「母(マザー)トリガーを押さえる」
ヴィザ翁「心得ました」
ランバネイン「この運のいいちびっこ兵はどうする?」
固まるレギー。
ハイレイン「…放っておけ すでに戦意をなくしている」
何も出来ず、涙を流すレギー。
【回想終わり】
レギー「…その子供を人質として 自分の手で捕まえて連れてこい」
「そうすれば あんたが裏切ってないと信じる」
ヒュース「…!」
『玄界の目をうちの方へ逸らすのが アフトクラトルの本当の狙いってことですか』
『俺はそう見てる』
ガトリンとラタリコフの会話を思い出すレギー。
レギー(こいつに子供を攫わせれば玄界の目はアフトに向く)
(アフトの思惑通りにさせてたまるか…!!)
ヒュース「…断ると言ったら?」
レギー「当然遠征艇には乗せられない 間者(スパイ)の疑いがある人間を連れ帰るわけにはいかないからな」
ヒュース「…なるほど」
スコーピオンを取り出すヒュース。
レギー「!!!」(戦る気か…!?)
ヒュースが陽太郎の方を見る。
冷や汗をかきながらもコクっと頷く陽太郎。
近くのビルの上で風刃を発動しつつ様子を伺う迅の姿も。
迅「…!」
次の瞬間、ヒュースが陽太郎を突き刺していく。
レギー「!!?」
陽太郎が倒れ、レギーの顔がみるみる青ざめていく。
レギー(子供を…殺しやがった…!!)
ヒュース「…これでもまだ疑うか? さっさと案内しろ」
拳を握るレギー「やっぱり……アフトクラトルはクソ野郎だぜ…!!」
「『案内しろ』だと…!? するわけねーだろバカが!!」
「『捕虜を見つけても助けなくていい』 『いざとなったら始末していい』っておまえの上役から通達が来てんだ!! これがどういうことかわかるか!?」
「おまえは国に捨てられたんだよ!! 玄界の子供を殺したのはおまえだ! オレたちじゃねぇ!」
「玄界の恨みはてめえらでかぶってろ!!」
「……それはつまり」
「ヒュースはかえれないってことか?」
何事もなかったかのように起き上がる陽太郎。
驚くレギー「……!? な…生きてる…!?」
どうやらスコーピオンを変形させ、陽太郎の服の中を通して刺したふりをしてたらしい。
レギー「は…嵌めやがったな!!」
ヒュース「”嵌めた”…?」
「先に嵌めようとしたのはどっちだ?」
ヒュースの冷たい視線にゾクっと背筋が凍ったレギーは、反射的にトリガーを起動する。
レギー「”剣竜(テュガテール)”!!」
ヒュースもランビリスを装着する。
ヒュース「”蝶の楯(ランビリス)”」
ヒュースを黒いマントが覆い、さらに黒い塊が一気にレギーとドグを襲う。
あっという間に地面に吸いつけられるレギー。
レギー「う…動けねぇ…!!」(アフトの強化トリガー…!!)
ヒュース「貴重な情報提供 感謝する」
そう言ってレギーをぶった切るヒュース。
レギー「……」(ちくしょう…!!)
そしてレギーもベイルアウト。
陽太郎「む…? いなくなった…? ベイルアウトか…!?」
「どうやら むこうも緊急脱出を開発したらしい」
その言葉とともにやって来た迅。
陽太郎「迅!」
ヒュースがランビリスを解除する。
迅「おまえら息の合ったいい芝居だったな」
陽太郎「ヒュースにはおれがいろいろしこみましたからな!」
ヒュース「…迅」
「例の”賭け”を覚えているか?」
『もし玉狛第二が負けたら おれに可能な限りなんでも一つ頼みを聞いてやる』
迅「もちろん」
ヒュース「あの権利を 今使う」
「どんな手を使ってでも オレをアフトクラトルへ送り届けろ」
自信満々に答える迅「OK わかった」
「そういうことなら おまえにぴったりの席が空いてる」
「な? 陽太郎」
陽太郎「……! なるほど!」
迅「まだ間に合うかもしれない おまえが入る部隊を見に行こうか」
■その部隊の名は…
次号、戦い終わった隊員たちを待つのは…
437: ジャンプまとめ速報”管理”人@\(^o^)/ (ワッチョイ 1c3d-FnqI) 2016/03/12(土) 01:59:39.01 ID:GjB9hy+O0.net
■去来するレギーの過去…
物語は幼いレギーの回想から。
崩壊したガロプラの街。
街の至る所に兵士の遺体、そしてトリオンキューブが散らばっている。
左腕を斬り落とされ、呆然としているレギーの姿。
目の前のゲートからアフトクラトルの精鋭たちが出てくる。
ハイレインを始め、ミラやランバネインにヴィザ翁など、玄界侵攻の時と同じメンバーの様子。
ハイレイン「まっすぐ中央だ」
「母(マザー)トリガーを押さえる」
ヴィザ翁「心得ました」
ランバネイン「この運のいいちびっこ兵はどうする?」
固まるレギー。
ハイレイン「…放っておけ すでに戦意をなくしている」
何も出来ず、涙を流すレギー。
【回想終わり】
レギー「…その子供を人質として 自分の手で捕まえて連れてこい」
「そうすれば あんたが裏切ってないと信じる」
ヒュース「…!」
『玄界の目をうちの方へ逸らすのが アフトクラトルの本当の狙いってことですか』
『俺はそう見てる』
ガトリンとラタリコフの会話を思い出すレギー。
レギー(こいつに子供を攫わせれば玄界の目はアフトに向く)
(アフトの思惑通りにさせてたまるか…!!)
ヒュース「…断ると言ったら?」
レギー「当然遠征艇には乗せられない 間者(スパイ)の疑いがある人間を連れ帰るわけにはいかないからな」
ヒュース「…なるほど」
スコーピオンを取り出すヒュース。
レギー「!!!」(戦る気か…!?)
ヒュースが陽太郎の方を見る。
冷や汗をかきながらもコクっと頷く陽太郎。
近くのビルの上で風刃を発動しつつ様子を伺う迅の姿も。
迅「…!」
次の瞬間、ヒュースが陽太郎を突き刺していく。
438: ジャンプまとめ速報”管理”人@\(^o^)/ (ワッチョイ 1c3d-FnqI) 2016/03/12(土) 02:00:13.29 ID:GjB9hy+O0.net
レギー「!!?」
陽太郎が倒れ、レギーの顔がみるみる青ざめていく。
レギー(子供を…殺しやがった…!!)
ヒュース「…これでもまだ疑うか? さっさと案内しろ」
拳を握るレギー「やっぱり……アフトクラトルはクソ野郎だぜ…!!」
「『案内しろ』だと…!? するわけねーだろバカが!!」
「『捕虜を見つけても助けなくていい』 『いざとなったら始末していい』っておまえの上役から通達が来てんだ!! これがどういうことかわかるか!?」
「おまえは国に捨てられたんだよ!! 玄界の子供を殺したのはおまえだ! オレたちじゃねぇ!」
「玄界の恨みはてめえらでかぶってろ!!」
「……それはつまり」
「ヒュースはかえれないってことか?」
何事もなかったかのように起き上がる陽太郎。
驚くレギー「……!? な…生きてる…!?」
どうやらスコーピオンを変形させ、陽太郎の服の中を通して刺したふりをしてたらしい。
レギー「は…嵌めやがったな!!」
ヒュース「”嵌めた”…?」
「先に嵌めようとしたのはどっちだ?」
ヒュースの冷たい視線にゾクっと背筋が凍ったレギーは、反射的にトリガーを起動する。
レギー「”剣竜(テュガテール)”!!」
ヒュースもランビリスを装着する。
ヒュース「”蝶の楯(ランビリス)”」
ヒュースを黒いマントが覆い、さらに黒い塊が一気にレギーとドグを襲う。
あっという間に地面に吸いつけられるレギー。
レギー「う…動けねぇ…!!」(アフトの強化トリガー…!!)
ヒュース「貴重な情報提供 感謝する」
そう言ってレギーをぶった切るヒュース。
439: ジャンプまとめ速報”管理”人@\(^o^)/ (ワッチョイ 1c3d-FnqI) 2016/03/12(土) 02:00:46.71 ID:GjB9hy+O0.net
レギー「……」(ちくしょう…!!)
そしてレギーもベイルアウト。
陽太郎「む…? いなくなった…? ベイルアウトか…!?」
「どうやら むこうも緊急脱出を開発したらしい」
その言葉とともにやって来た迅。
陽太郎「迅!」
ヒュースがランビリスを解除する。
迅「おまえら息の合ったいい芝居だったな」
陽太郎「ヒュースにはおれがいろいろしこみましたからな!」
ヒュース「…迅」
「例の”賭け”を覚えているか?」
『もし玉狛第二が負けたら おれに可能な限りなんでも一つ頼みを聞いてやる』
迅「もちろん」
ヒュース「あの権利を 今使う」
「どんな手を使ってでも オレをアフトクラトルへ送り届けろ」
自信満々に答える迅「OK わかった」
「そういうことなら おまえにぴったりの席が空いてる」
「な? 陽太郎」
陽太郎「……! なるほど!」
迅「まだ間に合うかもしれない おまえが入る部隊を見に行こうか」
■その部隊の名は…
次号、戦い終わった隊員たちを待つのは…
引用元: 【葦原大介】ワールドトリガー◇319【空手スナイパー】 http://hanabi.2ch.sc/test/read.cgi/wcomic/1457655757/
コメント
コメント一覧 (4)
こんなマジックショーみたいなことを幼児と二人(と一匹)で
めっちゃ燃える回じゃねーか
そしてアフトの皆さんお久しぶりです
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